「思うは招く」〜だったらこうしてみたら?〜

久しぶりの投稿です。皆さんお元気ですか?

Youtube動画を通して、この夏開催されたTED×Sapporoでの植松努さんのお話を聞く機会に恵まれました。植松さんは北海道赤平という小さな町で「植松電機」という会社を経営されています。

中学生のときにお母さんから「思うは招く」という言葉を教えられたそうです。おばあちゃんからは「お金は値打ちが変わってしまう。だからお金があったら、本を買いなさい。頭に入れなさい。それはだれにも取られないし、新しいことを生み出すんだよ。」と言われ、本が大好きな少年になったそうです。そして、植松さんには大好きで優しいおじいちゃんとの「アポロ月着陸」の思い出があるそうです。そうしたひとつひとつが、今日の植松さんの生き方に大きく影響していることがよくわかるお話です。

「『どーせ無理』という言葉が、人の自信と可能性を奪ってしまう。」植松さんはご自身の悲しい体験を明かします。口にするのはとても簡単で、自分自身も楽チンになれる言葉であるかもしれませんが、人間の自信と可能性を奪う最悪で恐ろしい言葉だと語ります。

そして、「どーせ無理」をなくして、「だったらこうしてみたら?」をはやらせましょう、と締め括ります。出会った人が共に助け合うこと、その大切さを思い出させてくれるお話です。

教えることに関わっている人はもちろんのこと、今を悩んでいる若者、将来をどう生きようか迷っている人、大人にも、青年にも、そして子どもたちにも、全ての人に聞いてもらえたらと思いました。

「学問というものがあります。ぼくらは学問を一生懸命学んできました。学問っちゅうものは、だれかに評価されるためのものだったんでしょうか。とんでもない間違いですね。学問っちゅうのは、社会の問題を解決するために人類が生み出したものなんです。・・・・じゃあ、教育ってなんでしょうか。教育っていうのは失敗の避け方とか責任の避け方っちゅう、要領いい生き方を教えるためのハウツーでしょうか。全然違いますね。教育というのは死に至らない失敗を安全に経験させるものだったんです。」(植松努)

どうぞお聞きください。

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