カテゴリー別アーカイブ: 映画

アメリカ大統領選2016に思うこと「壁ではなく橋を」

いよいよ明日11月8日はアメリカ大統領選挙投票日。

いやはや…

Tadoku Familyとしても、今回の大統領選の様々なドラマから目が離せない日々を過ごしています。

ほんとうに、ドラマを見ているようです。

ここ数週間、私が多読多聴しているものは、大統領候補者についてメディアが報道する記事、コラム、動画、友人たちがSNSを通して発信している意見等々。Facebookの画面には民主党、共和党、それぞれを支持する様々な意見があり、もうびっくりするぐらい、たくさんのニュースや意見の渦に巻き込まれています。

それぞれの候補者を支持する友人・知人たちの、支持する根拠というか、信条と言うか、ひとつひとつ読んでいると、とても興味深いのです。さすがアメリカ人、とことん自分の意見をシェアし、発信し、ぶつけ合うのです。

しかし、あまりにもあからさまに相手のことを誹謗中傷する意見やスピーチ、演説の手法には、不快感を通り越して、嫌悪感さえ覚えてしまいます。

11月7日(月)NHKの大統領選に関する特集の中で、「ポリティカル・コレクトネス」を巡るアメリカが抱える問題についての言及がありました。

この現象を見守りながら、こんなことを考えました。

人は不安や恐怖を煽られる時に、恐れが心や思考を支配する時に、もしかしたら自分の中にある根本的な問題でさえ誰かのせいにしようとしたり、嫌悪感に促された思い込みや反発が生まれ、そこから恐ろしい信条が生まれてしまうこともあるのではないか。

私たちが知っているようで知らないアメリカの一面。「アメリカは偉大な国であるはずなのに、自分たちが直面している問題はなんなのだ。悪いのはだれなんだ!」と怒りの矛先を何かにぶつけようとして、とんでもないエネルギーを生み出している。

恐れや怒りや憎しみがネガティブなエネルギーを生み出してしまう現実。

 

スターウオーズの勇士、ヨダの名言が頭をよぎります。

”Fear leads to anger; anger leads to hate; hate leads to suffering…”

My hero, the legendary Yoda!

 

現状の政府に大きな不平や不満を抱き、T候補を熱狂的に支持することとなった人々が恐れているものは何なのか。恐れが怒りへと変わり、怒りが嫌悪を生み出し、嫌悪がもたらすであろう悲しみや苦しみ。

今日のアメリカが直面している問題は、けっして人ごとではない、私たちにも投げかけられている深刻な課題なのかも知れません。

 

あ〜、なんだか急に、スターウォーズが見たくなりました(笑)!

私がスターウォーズ・ファンであることを知っている教室のK君は、先週こんな格好をしてレッスンに現れ、私を喜ばしてくれました。

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「せんせ〜い、12月16日に「ローグ・ワン」が映画館ではじまるよ!」

皆さん、ご存知でしたか?

冒頭の親子の会話:

Father: Jyn. Whatever I do, I do it to protect you. Say you understand.

Daughter: I understand.

勇敢な父と、その父を信頼する子の、真剣なやりとり、かっこいい!

「スター・ウォーズ」シリーズから派生した映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)に、ダース・ベイダーが登場することが公式発表されたそうです。

K君、楽しみだね!

この映画で、私のヒーロー、ヨダの登場がないのは残念ですが、来年2017年12月に公開予定の本編「スターウォーズ・エピソード8」ではひょっとしたら会えるのではないかと、期待しています!

政界に、経済界に、スポーツ界・映画界に、私たちは心のどこかで、希望や望みを叶えてくれる、ヒーローを求めているのかもしれません。

 

人が恐れている問題にたいして本当の解決をもたらしてくれるものは、越えられないように築く「高い壁」ではなく、壊れている関係を結ぶ「かけ橋」の存在であり、「富や力」にではなく「貧しさや弱さ」の中に見つけることができるのかもしれません。

ほんとうの希望をもたらしてくれるもの、私たちの求めているヒーローは、ひょっとしたら私たちのよく知っている、でも見過ごしているかもしれない、静かな、でも確かなストーリーの中に見つけることができるのかもしれません。

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言葉の先にあるもの 〜英語はツール・どんどん使おう〜

Do you remember when you first started riding a bicycle?

 

Emmy Bicycle補助輪付きの自転車でアパートのお庭を楽しそうに走る我家の二女

 

物心ついて、最初に「できるようになってうれしい!」と思ったことって何でしょう。

私にとってそれは、自転車に乗れるようになったことだと思います。

自転車に乗れるようになった40数年前の記憶は今でも鮮明に心と身体に染みついて残っています。上の写真は我家の二女が一生懸命自転車の練習をしている一枚ですが、まだこの時点では補助輪付きです。でも、満面のえみを浮かべて、ほんとうに嬉しそうです。

ましてや、補助輪なし!で走り始めた時の喜びはどんなだったか。

バランスとって、風きって、いつまでも、どこまでも走り続けて行きたい冒険心と、なんともいえない開放感に包まれて、もう最高の気分でした。

 

「いま、自分がいる世界から一歩踏み出して、もう少し遠くにいってみたい。」

 

自転車に乗れるようになると、私たちの行動範囲はぐっと広がり、行けなかったところに行けるようになり、見えなかった物が見えるようになり、知らなかったことを知るようになるのです。

自転車は今でも、少し遠くに私を連れて行ってくれる大切なツールです。

 

ホームステイ先

 

留学時代:アラバマ州のご夫妻の家にホームスティをしていた19才の頃、アメリカ人、ボリビア人、コロンビア人の友人たちと感謝祭のお祝いで撮った一枚。

 

 

 

私にとって「英語」はツールです。

日本語だけでは通じ得ない、新しい出会いがあり、知らないことを発見し、見たことのない景色を見ることができる、私が更に広い世界と繋がることのできる大切なツールです。

言葉の先にはいつも異文化への憧れがありました。

 

外国映画が好き。

洋楽が好き。

外国の人々の暮らしや習慣の違い、日本との共通点を発見するのはおもしろい。

異文化の中で生活し、日本と違う景色や思想や価値観にふれ、交流の架け橋になりたい。

 

 

そんな私と英語の出会いはごくごく普通のことでした。

中学校に通うようになって、部活以外で一番の楽しみだったのが英語の授業でした。

 

小学生の頃、我家には時々、父の仕事の関係で知り合いのアメリカ人が訪ねて来る事がありました。アラスカ出身のフィッシングガイドのおじさんだったのですが、当時中学生だった姉がそのおじさんと身振り手振りの英語で簡単な会話のやりとりをしているのを見て「あ〜、お姉ちゃんみたいに英語で話せたらいいなあ。」と憧れました。

おもしろい英語の先生との出会いとスピーチコンテストのおかげで、「英語は使えると世界が広がる、自分の知らない世界と出会いたい!」という気持ちをずっと持ち続けることができました。

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英語教室:中学生クラスの多読多聴の様子。みんな真剣にストーリーに聞き入っています。多読多聴をしている時間は頭の中が100パーセント英語の状態です。日本語を介して英語を理解することはしません。

 

 

 

中学生の私はお小遣いでベイシティローラーズやカーペンターズのレコードを買ったら、何度も繰り返し聞きました。大好きだったからです。

「兼高かおる世界の旅」が大好きで、現地の人と親しく会話して通じ合い、異文化を紹介してくれる彼女の姿に憧れていました。

高校時代は勉強や部活で忙しく、お楽しみとしてはなかなか見れなかった洋画ですが、定期試験が終わった日の学校帰り、ふと思い立ってひとり映画館に足を運び、E.T.を見て感動し「アメリカに行ってE.T.に会うんだ!」と密かに心に決めたのが昨日のことのようです。

 

英語は言葉です。

コミュニケーションのための「ツール」です。

伝えたい、理解したい、知りたいものや相手と繋がるための「手段」です。

英語の先には必ず憧れがあり、行きたい場所があり、会いたい人、繋がりたいものがあるのです。

 

「英語を本気でやろうと思ってるんですけど、どうしたらいいですか?」

 

よくこんな質問を受けます。

私が逆に聞くのは「どうして英語を使えるようになりたいんですか?」という質問です。

英語がただ単に話せるようになることを目的とするのではなく、英語の先に何があるかです。

 

「メジャーリーグが夢です。」

「国連で働きたい。」

「One Directionの歌が大好き!好きな曲を歌えるようになりたい。」

 

英語が使えるようになりたい皆さんを突き動かすモチベーションは何でしょう。

 

言葉の先に目的があり、モチベーションが高い時、英語は必ず上達していくはずです。

 

ボキャブラリーが乏しいから…

文法めちゃくちゃだし…

まちがったらどうしよう…

英語を使おうと思ってもいろんな不安があるでしょう。

 

でも所詮、英語はツールです。

使い始めることで、使い方にも慣れて行きます。

学校では英語の使い方をたくさん、特に「きちんと使う」使い方を教えてもらいますが、今知っている英語でできることはたくさんあるので、とにかく使ってみることから始めましょう。

英語の絵本や本を読んだり聞いたりすることもその一つで、とっても面白いですよ。生活の中に英語でやってみることを少しずつ増やしていくことをお薦めします。

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教室人気の絵本:可愛いイラストとユーモアが魅力のElephant & Piggie シリーズ。イラストと簡単な英語でこれだけのストーリーが楽しめると、もっと読みたくなります。

 

 

生活の中で英語を習慣にしてみましょう。

インターネット等がこれだけ普及している今日、英語は身の回りにあふれています。

多読多聴、映画、音楽、スポーツ、トーク、ニュース、テレビ番組、子ども番組、アニメ、Youtube、TED、絵本、小説、Podcast、NHK語学、なんでもいいと思います。皆さんの生活の中に、英語を日々取り入れる習慣をスタートしてみて下さい。英語の音に耳をならし、英語の言い回しに口をならし、英語を楽しみながら生活の一部に取り入れてみてください。

英語が日常の生活にある日々を続けていると、知らないうちにもっと遠くの、未知の世界に出て行って、走り回る自分を発見しているはずです。

英語はツール、楽しみながらどんどん使っていきましょう。

 

私も新しい言葉に挑戦してみようと、こんなのを見つけました。

 

イタリア語の音を楽しみながら、画像のかわいらしさの助けもあり、ストーリーの展開に十分ついて行けます。一日にひとつかふたつ、たった15分からできるイタリア語の習慣です。

我家にイタリア人の高校生がホームステイした事はこちらでも紹介しました。彼のお母さんとのやり取りは簡単な英語でしたのですが、私の伝えたいメッセージをイタリア語で伝えられたら素敵だろうなと考えるようになりました。

繋がりたい、伝えたい相手が具体的にいる場合、その言葉を使えるようになりたいというモチベーションはかなり高くなります。

お金をかけなくても、身近にあるお楽しみを見つけて、イタリア語でコミュニケーションしている自分の姿を思い浮かべながら、気長にできることを続けてみようと思います。

 

英語もこんなことから始めてみてはいかがでしょうか。

もともとはイギリスの番組なのでこちらがオリジナルです。

どこの国でも自転車に乗れるようになるのは、子どもにとっても親にとってもエキサイティングなことなんですね〜。

自転車も英語も、乗って、使って、素敵な場所へと出かけていきましょう!

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My Heroes

今日は久しぶりに高校生のMさんが本を借りに来てくれました。

予備校クラスとの兼ね合いで、通常のレッスンには来れなくなりましたが、多読は続けたいとの事なので、来れるときに本を借りに来ています。電車の中やちょっとした時間があるときにカバンにこんな本が入っていれば隙間時間多読ができます。

単語本の丸暗記より、こういう本を楽しみながら読んだ方がずっと単語力がつくと思います。受験で頭がいっぱいになるこれからの時期、英語読書で気分転換することで、勉強の効率も上がるんじゃないかな〜。

 

久しぶりのMさんとの会話、本を選びながらいろいろな話をしました。

英検のこと、予備校のこと、受験のこと、いろいろ聞いていたらティーンの頃の自分を思い出しました。

Mさんが帰った後、なぜか無性にこの映画が見たくなりHuluで観ること、2時間。

Thank you, Hulu, for keeping it available for me to watch anytime I want!

 

私の原点。

E. T.

この映画、何度観ただろう。

映画が日本で初公開されたのは確か私が中3の冬。

模擬試験会場から家に帰宅する途中、映画館に観に行った事を覚えています。受験勉強真只中の頃、友だちを誘う事もできず、ただ一人、町の映画館へ足を運びました。

勉強や試験で悶々としていた日々。見終わった後、清々しい気持ちになり、何か大きなものに出会えてような気がして、胸が熱くなりました。

「感動」などと言う言葉だけではその時の気持ちを言い表す事はできません。夢と希望と憧れ、ポジティブな感情が次から次へと頭と心を支配して、「あ〜、E.T.に会いた〜い。」と本当に思ったのでした。この記事にもその時の事を少し書いています。

この映画をきっかけに、それまでにも増して洋画の魅力にはまり、ある種の異文化(未知や宇宙に憧れる探究心を画像や音楽で表現)に興味を持つようになりました。今の時代のYouTube やiTunesのようにお手軽に数多くは手に入りませんでしたが、当時の高校生としては結構な量(というか、同じ物を何度でも観たり聞いたり)の洋画や洋楽を楽しんでいたと思います。

 

「未知や宇宙に憧れる」と言えば、冒頭Star Warsの絵本を紹介しましたが、皆さんは映画ご覧になりましたか。

Star Wars Episode 7: The Force Awakens フォースの覚醒

 

Star Wars と言えばこのお方。

私はこの方を抜きにして、Star Warsの醍醐味を語る事はできません。

Jedi Master “Yoda”

Star Wars Episode I: The Phantom Menace ファントム・メナス

Every generation has a legend…

Every journey has a first step…

Every saga has a beginning…

 

”Fear leads to anger; anger leads to hate; hate leads to suffering…”

 

ヨダの言葉には重みがあります。

 

E.T. とYoda

私の青春時代を支えてくれた二人。

愛とやさしさ、勇気と希望を与えてくれるヒーローたち。

 

この二人が一緒に登場する映画の一場面。

スピルバーグは茶目っ気たっぶり。

 

頭も心も総動員して、泣いて笑って観た映画。

 

別れ際のかっこいいセリフはいつまでもいつまでも私の中に残っています。

 

“I’ll be right here.”

 

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Footloose

好きこそ物の上手なれ⑥「中高生時代にみた洋画」

東京基督教大学の学園祭に行ってきました。

台風19号の接近で雨模様の一日でしたが、模擬店、コンサート、出し物等々、学生、スタッフ、ボランティアの皆さんがそれぞれ楽しく美味しい演出で訪れる人々を歓迎してくれました。

私の一番のお気に入りは、出し物パレードからのひとコマ、アメリカ人留学生たちによる映画「フットルース」からのアレンジ、カントリーダンスでした。

フットルースの主題歌に合わせた軽快なステップのダンスは見ていてとても楽しく、懐かしい映画の場面を思い出させてくれました。

そして、家に帰ってから家族と一緒に見てしまいましたよ〜、この映画!

フットルース!

子どもたちに「何これ〜!?」と笑われるシーンもありましたが、主人公のレンが親友ウィラードにダンスを教える場面は今娘たちと見ても微笑ましいのです。

ケビン・ベーコン主演のこの映画は私が高校時代に映画館で上映されました。当時は今のように自宅でDVD、 YouTubeと何でも見られるわけではなかったので、見たい物があると、友達や洋画好きな父と映画館によく足を運んだものでした。

私が中高生時代に流行ったアメリカ映画をちょっと書き出してみると…..

E.T

Footloose

Ghostbusters

Back to the Future

どれもこれも、Trailerを見ているだけで映画の場面と音楽とセリフとが思い出され、懐かしくなり、しみじみ当時のことを振り返ってしまいます。

アメリカの学園生活、家庭の様子、フレンドリーな宇宙人、ゴースト退治、ドラえもんとはひと味違うタイムマシン、どれもこれも「あの国の文化、創造性、生活そのものを体験してみたい!」と、映画を通して出会う異文化に興味を持ち、自ら体験してみたいという強い好奇心が生まれたのもこの頃でした。

自分とは違う他者、他国、異文化に興味がわいて、もっと知りたい、体験したい、繋がりたい、そんな情熱を持っているときは、言語は「壁」ではなく、繋がるための「ツール」になります。

「英語(外国語)が上手になりたい」という思いの先に、あなたを突き動かす「何か」はありますか?

好きな物、自分にとって楽しいことであれば、繰り返しも苦ではなくなり、好きだから何度も繰り返し触れていると、わかるようになり、少しずつ使えるようになり、知らないうちに上手になっている。このサイクルがいいのです。

「好きこそ物の上手なれ」に勝る言語習得法はありません。

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Do You Wanna Build a Snowman?

今日の中学生クラスで、ある子が「雪だるまつくろう〜♪」と口ずさんでいたので、次回のクラスではこの曲を英語で歌ってみようと思います。

週末立ち寄った本屋の片隅で、小さな女の子たちが4、5人、ある絵本のコーナーに群れていました。もちろん、「アナと雪の女王」です。本屋、お家、学校、もちろん映画館、どこもかしこも今はこの映画の話題でもちきりでしょう。お気に入りの歌をぜひぜひ原語の英語で歌ってみましょう。かわいい動画と一緒にこの歌を何度も歌ったら、英語の発音も上手になるし、いろんな表現が覚えられますよ〜。

ちなみに、私はこの曲をYouTubeで見聞きしながら、今夜10回くらい歌っちゃいました。アナがかわいくてたまりません。

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“True Love”

公開初日、昨日見に行ってきました、「アナと雪の女王」”Frozen“。

以前この記事でディズニー絵本の紹介をしましたが、教室の女の子たちに大人気のストーリーです。今週末この映画を見に行っている子たちが何人かいるかもしれません。

絵本で読み、予告編も見ていたので、大体のストーリーはわかっていたのですが、全然期待していなかったキャラクターにやられました。はい、見事にやられてしまいました。

雪だるまのオラフ君。

雪だるま

 

 

私は彼に助演男優賞をあげたいと思います。というのも、彼のセリフがたまらなくキュートで、おもしろく、そして心に響いたからです。

 

 

一番心に残ったセリフはこれ。「本当の愛がわからない」と悲しむアナにかける言葉なのですが、その通りだなあと、胸が熱くなりました。

“Love is putting someone else’s needs before yours.”

本当の愛は自分のことより人のためを思って行動すること。

(注:映画全体を見た後に、前後の場面等も考慮して、私が日本語に置き換えるとしたらこんな訳になるかと思いました。皆さんは映画を見て、原語の英語でご自分の感性をフル活用して、心に残るセリフを存分味わってみてください。)

凍えるアナのために暖炉に灯をともし、寄り添って励まそうとした雪だるまオラフが解け始め、アナが心配し、”Olaf! You’re melting!”とかけた言葉に対して次のセリフ、これもよかったなあ。

“Some people are worth melting for.”

きみのためなら、とけたってかまわない。

アナとオラフのやり取りをご覧ください。(1:00くらいからの会話に注目。)

好きな映画があれば、セリフを何度も味わってみたい、調べてみたい、調べようと思えばいろいろなサイトが参考になります。たとえば、”Frozen”、 “Quotes”と検索すると、このページが見つかりました。

姉妹の愛、友情、ありきたりのラブストーリーとはちょっと違う、”True Love”について考えるお話。美しい雪と氷の世界、ミュージカルの要素も含め見事な作品でした。この春お勧めのディズニー映画「アナと雪の女王」、ぜひ字幕版でお楽しみください!

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