カテゴリー別アーカイブ: 多読

金太郎飴ができるまで(日本語多読)

日本語多読クラスの中休みにお茶とお菓子を持って行きました。煎餅やおまんじゅう、金太郎飴などを紹介しましたが、みんな喜んでつまんでくれました。

THE MAKING「金太郎飴ができるまで」という興味深い動画を見つけました。金太郎飴作りには相当な体力がいるのですね。びっくりしました!

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猫のストーリー

絵本から始める英語多読に挑戦している知人たちの中から「犬の絵本は多いけど、猫のストーリーはないのかな?」と聞かれました。

たしかに…

我が家の本棚を物色してみても…..

Biscuit, Clifford, Noodles, みんな犬が主人公。ORTのキッパーシリーズに登場する人気者も犬のFloppyだったりします。

でも、ありますよ〜。猫がでてくる絵本シリーズ。

Pete the Cat

Mr. Putter & Tabby

 

そして、Kindle本で見つけた極めつけがこれ!

猫まんがで楽しい英語多読1 猫さえいれば世界は楽しい

私はどちらかというと犬派なのですが、このマンガを読んだら、「猫もかわいいな〜」と思うようになりました。

犬が好き!猫が好き!

好きなものがあること、好きなシリーズを見つけること、それが多読ライフを楽しく続けるコツかもしれませんね。

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こだまでしょうか いいえ だれでも

「こだまでしょうか」(金子みすゞ)

「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。

「ばか」っていうと
「ばか」っていう。

「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。

そうして、あとで
さみしくなって、

「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、
いいえ、だれでも。

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わたしと小鳥とすずと「みんなちがって みんないい」

日本語多読クラスで金子みすゞの詩を紹介してみようと思います。

とてもわかりやすい日本語で書かれています。しかし、深く、心にとどく言葉です。

 

「わたしと小鳥(ことり)とすずと」(金子みすゞ)

わたしが両手をひろげても お空は ちっともとべないが

とべる小鳥は わたしのように 地べたを はやくは走れない

わたしが体をゆすっても きれいな音は でないけど

あの鳴るすずは わたしのように たくさんな歌はしらないよ

すずと 小鳥と それからわたし みんな ちがって みんな いい

 

 

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日本語多読多聴クラス@TCU

最近は日本語多読関連の投稿が続いていますが、興味のある方はぜひお読みください。

この秋から東京基督教大学(TCU)で日本語多読多聴クラスのお手伝いを始めました。英語多読の経験から得た手応えをもとに、NPO多言語多読の皆さまのアドバイスを糧に、試行錯誤しながら進めています。

9月第一週からスタートしたこのクラス、昨日で第3週目を終了、計6回の多読タイムをこなしてきました。

クラスに参加している学生さんの国籍も、日本語学習歴も様々ですが、皆「多読は初めて」という学生さんたち計10名でスタートしました。

最初のクラスでは多読についての簡単な説明のあと、多読をする際のコツ(やさしいレベルからスタート、辞書を使わない、わからないところは飛ばして読む、進まなくなったらほかの本を選ぶ)を伝え、それぞれがブックテーブルに向かい、読みたい本を手にし、読み始めました。

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多読用読み物に加え、市内の図書館からも絵本を中心に借りてきて読んでもらっています。第一回目から6回目まで、いろいろな絵本をとっかえひっかえ100冊ほどこのテーブルに並べていますが、一語、二語文、そういった絵本からはじめ、今回は少し長めの文も入った絵本を選び並べてみました。

もちろん多読用図書もそれぞれのレベルや興味にそって読み進めてもらっています。

いろいろな読み方も紹介しました。黙読のあと、CDを活用して音読やシャドーイングをしながら読む学生もいます。

読んだ本は「活動記録」に記入します。本の題名、読むのにかかった時間、本の評価、感想等を手短に記録してもらいます。

私が用意する本のほかにも、市内の図書館やブックオフに足を運び、好きな本を見つけて読むことを薦めました。すると....

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「ブックオフで100円で買ってきました!」と早速好きな本を手に入れ、紹介してくれた学生さんも現れました。

クラスの最後には、二人ずつ「今日読んだ本の紹介」もしてもらっています。読んだ本について自分の言葉で言い換え、紹介したり、短い文章を「読み聞かせ」するように話すことで、多話的活動に繋がって行くことを期待しています。hitori1

秋学期10週間で、どのくらいの本を読み、楽しみ、この活動がそれぞれの日本語のためのどういう力になっていくか、とてもエキサイティングな「読書の秋」です。

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湯豆腐

湯豆腐は「ゆとうふ」と読まないのですか?

日本語多読クラス2回目。

よむよむ文庫レベル0の「大豆」を読んだ、ある留学生からこんな質問がありました。

留学生:「湯豆腐(ゆうふ)」という言葉が書いてありました。「ゆとうふ」とは読まないのですか。

湯豆腐

私:日本語には二つの言葉がいっしょになると連濁(れんだく)といって、音の変化がおこります。くっついた後ろの言葉の最初の音に濁点(〝)がつきます。つかない場合もありますが、多読を続けていくうちに連濁(れんだく)の言葉にもたくさん出会うと思います。絵とお話から、こうした「日本語のおもしろさ」に気づいたことはすばらしいですね。

連濁(れんだく)の例をいくつか下に書いてみます。

湯(ゆ)+豆腐(とうふ)=湯豆腐(ゆうふ)

青(あお)+空(そら)=青空(あおら)

目(め)+薬(くすり)=目薬(めすり)

手巻き(てまき)+寿司(すし)=手巻き寿司(てまきし)

草(くさ)+花(はな)=草花(くさな)

髪(かみ)+型(かた)=髪型(かみた)

朝(あさ)+風呂(ふろ)=朝風呂(あさろ)

ごみ(ごみ)+箱(はこ)=ごみ箱(ごみこ)

連濁(れんだく)の法則は複雑なので、ルールで覚えるとしたらたいへんかもしれませんが、多読などを通してたくさんの言葉に触れ、日本語の音のおもしろさを味わってください。

興味のある人はこのリンクをクリックしてみてください。

You can learn more about “Rendaku” here.

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