Daily Bread 「日々の糧」

春休み。皆さん、どんなふうに過ごされていますか?

家族で旅行、友達とショッピング、ディズニーランド、お花見、サイクリング、スポーツ、etc.。

我家もみんなで映画を見に行ったり、子どもたちはミニキャンプや小旅行に参加したり、それぞれの”Spring Break”を楽しんでいます。

さて、英語教室ではあえて春休みは設けず、いつも通り多読多聴、BBカード、楽しいボードゲームタイムも取り入れて、わいわいやっています。

この冬、受験でがんばっていた中3生たち。進路が決まり、中学校の卒業式も終え、春休みを満喫しているようです。

ほんとうに、よく頑張りました。受験期になると塾で忙しくなり、英語教室をやめる子があってもしょうがないと思っていますが、「多読を続けたいから」と、今年の二人は塾と英語教室と掛け持ちで頑張りました。Hちゃんは「受験英語の勉強だけだと、英語が嫌いになる。」と言って、教室に来たときはひたすら絵本やCD付きの本を読みあさっていました。フリーライティングでも、率直な思いや、受験期の悩みなどを、がんがん、自由に、英語で書いてくれていました。春休み中も休まず通ってくれています。Mちゃんは、「時間がいっぱいあるから家でも読みたい。」と言って、春休みに入ってからというもの、毎週10冊近い英語絵本を借りて行っては家でも多読をしています。いろいろな音源をダウンロードして、iPodで聞けるようにしたいと、多聴的な英語の取り込みにも意欲的です。

私の身近でもう一人、多読を始めた新高校一年生がいます。教室生ではないのですが、知り合いの息子さんで、将来の展望の中に「英語を使えるようになっていたい自分がある」と相談を受けたので、それなら「多読やってみる?」と勧めてみました。

彼も春休み中「多読で英語」。たくさん読んで、たくさん吸収してほしいと思います。

高校生活がスタートし、忙しくなる前に、みんなの日々の生活の中に英語がごく自然に取り込まれているような習慣を身につけてほしいなあ。たとえば「カバンには英語のペーパーバックが入っていて、いつでも読める。」とか、「iPodには好きな音楽やお話が入っていて、音を聞きたいときはいつでも聞ける。」とか。使える英語に必ず繋がるよ。

話はちょっと変わって…

7年前に今のところに引っ越してきた当初、たいへんお世話になった、もうすぐ80歳になる女性Oさん。先日、その方と駅でばったり会い、電車の中で15分ほど、いろいろな話に花が咲きました。毎日歩くことを欠かさないOさんは、足腰もとっても丈夫。聞くところによると、60代の頃は毎日、二重飛びで体を鍛えていたとか。英語も堪能で、とてもアクティブなおばあちゃんです。

話しながらふと見ると、Oさんの手には、ある一冊の小冊子が握られていました。

Our Daily Bread.

ちょっとした時間に読めるように、いつもこれを持ち歩いているそうです。

英語も聖書も日々の生活に取り込んでいけるように、それがコツよね。

人生の大先輩に、ポンと背中を後押ししていただいたような、清々しい気持ちになりました。

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